人工衛星「嫦娥1号」、軍事設備は搭載せず!宇宙の平和利用を呼びかけ―中国

Record China    2007年12月4日(火) 22時37分

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12月4日、中国当局者は、同国の人工衛星「嫦娥1号」に軍事設備はないし、月探査にも軍事目的はないと言明。中国の宇宙開発は平和目的であると強調した。

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2007年12月4日、中国国防科工委副主任陳求発(チェン・チウファー)氏は、「中国政府ネット」のインタビューの中で、「10月に打ち上げられた中国の人工衛星「嫦娥1号」には、軍事設備は搭載されていない、中国は宇宙の軍事開発に反対する」と語った。「中国新聞ネット」が伝えた。

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陳氏は、中国の宇宙開発について、「人類共通の財産である宇宙の、平和的な開発と利用を通して、世界の平和と発展に貢献する」という姿勢を示した。「嫦娥1号」には、軍事設備は搭載していないこと、今回の月探査に、軍事目的はないことを断言した。

また、各国の、軍事利用を目的とする宇宙開発競争を懸念し、「国際社会は、宇宙の軍事利用を防止するために、有効な措置をとるべきだ」と主張した。(翻訳・編集/高橋)

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