＜話題の本＞必読、違反したら給与が2倍！来年施行の新「労働契約法」、一般書店でも売り上げ好調―中国

2007年12月3日、チャイナフォトプレスによると、一般の書店で新法の「労働契約法」が店頭に並び、売り上げを伸ばしている。

来年の1月1日から正式に施行される労働契約法は、今年6月29日に可決された草案から、大幅な内容修正と補足事項が加わった。中でも最も注目に値するのは、雇用企業が人員雇用の際に必ず労働契約書を交わすこと、また社会保険に加入することを義務付けた点である。労働契約を交わさないまま被雇用者を就労させた場合には給与の2倍の額を与えること、同一の被雇用者に対して複数の試用期間を設けてはならないことも銘記されている。

施行時期が近づくにつれ、書店での新法の売れ行きは増している。山東省臨沂市の新華書店では1日あたり300冊の売り上げがあり、翌年、同時に施行される「就業促進法」とともに売れ行きを伸ばしているという。(翻訳・編集/愛玉)