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2日、黒龍江省ハルビン市の北側を流れる松花江で厚く張った氷を切り出す作業が行われた。これは世界最大の氷と雪のイベント「ハルビン氷雪大世界」に使用されるもの。
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2007年12月2日、黒龍江省ハルビン市の北側を流れる松花江で6台の切り出し機が出動、厚く張った氷を切り出す作業が行われた。これはまもなくオープンする世界最大の氷と雪のイベント「ハルビン氷雪大世界」に使用されるもの。
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今年のイベントのテーマは「氷雪世界が夢見るオリンピック」。総敷地面積40ha、主要観覧区20haに12万立方メートルの氷と10万立方メートルの雪が使用される予定。
また、ハルビンの冬のイベントと言えば、歴史ある「ハルビン氷まつり」も有名。毎年1月5日から開催される同イベントは1985年の開始以来、徐々にその規模を拡大している。現在では、「札幌雪まつり」、カナダ・ケベック州の「冬まつり」、ノルウェーの「スキーまつり」とともに「世界四大雪まつり」といわれるまでに成長した。
20数年前までは、北国・ハルビンの冬と言えば、ひたすら寒さに耐えるだけの暗黒期間だった。厳しい寒さがもたらす自然素材を生かし、内外に知れ渡る芸術イベントを興してから、冬のハルビンは一転、活気あるものとなったのである。(翻訳・編集/愛玉)
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