気候変動問題対策への積極姿勢を約束、温首相が国連総長と電話会談―中国

2007年12月2日、温家宝（ウェン・チアバオ）首相は気候変動問題などについて潘基文国連事務総長と電話で会談した。

外交部によると、温首相は「気候変動問題は人類全体の問題だ」と発言、「国連気候変動枠組条約」と「京都議定書」に従い、国際社会が責任ある態度を取ることを要求した。特に、先進国は率先して温室効果ガス排出量削減を実施するとともに、発展途上国の問題対策を支援するべきと指摘した。

また、温首相は中国政府もすでにエネルギー節約・汚染物質排出量削減のための対策を実施、成果を挙げていると強調し、3日よりバリ島で始まる国連の第13回気候変動枠組条約締約国会議（COP13）でも建設的な態度で積極的に参加することを約束した。（翻訳・編集/KT）