国内の障がい者人口8200万人、この20年間で1500万人減少、医療の改善を反映―中国

Record China    2007年12月3日(月) 11時21分

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12月1日付の報道によると、中国の障がい者人口は8200万人で総人口の6%。この20年間で1500万人減少しており、国内の医療体制の改善を示していると見られる。

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2007年12月1日付の中国のニュースサイト「中国新聞網」は、12月3日の「国際障がい者デー」に先がけて1日中国人民大学で開催された「第1回中国障がい者事業発展フォーラム」について報じた。

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席上、中国障がい者連合会の程凱副理事長は、2006年4月までにおこなわれた全国調査の結果、国内の障がい者は全人口の6%にあたる8200万人であることを発表。障がい者を抱える世帯は、全国で7000万世帯を超え、家族に障がい者がいる国民は2億6000万人に上ると述べた。

同副理事長は「(障がい者数は)依然として大きな数字である」としながらも、20年前の1987年調査時より1500万人減少したことも明らかにし、理由として中国の医療体制の改善により、障がいからの回復率がアップしたことなどを挙げている。

このフォーラムのテーマは「平等・参画・享受」。中国政府は視聴覚障がいや肢体不自由者、知的障がい者の社会保障に積極的に取り組み、機能回復のためのリハビリ訓練や医療サービスの充実を図るとしている。(翻訳・編集/本郷智子)

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