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12月1日、日本の植民地支配に抵抗し、中国に渡って臨時政府を樹立した亡命朝鮮人の活動をしのぶ「大韓民国臨時政府杭州市旧跡記念館」が、浙江省杭州市にリニューアルオープンした。
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2007年12月1日、日本の植民地支配に抵抗し、中国に渡って臨時政府を樹立した亡命朝鮮人の活動をしのぶ「大韓民国臨時政府杭州市旧跡記念館」が、浙江省杭州市にリニューアルオープンした。
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1919年、朝鮮人の亡命政治団体である「大韓民国臨時政府」が上海市で成立。三・一運動以来の民族独立を目指す動きを加速しようと民族主義者らが集まったが、財政難や内紛により次第に弱体化。1926年に杭州市に拠点を移し、活動を続けたという。
同記念館は、この歴史的事実を後世に伝えようと1993年にオープン。これまでに3人の韓国大統領が訪問しており、「韓国民族独立運動の殿堂」と呼ばれている。今回のリニューアルでも、1930年代当時の面影は保存。帝国主義に苦しめられた中韓両国が肩を寄せ合って戦った歴史の回顧コーナーも設けられた。
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