ターンブル豪首相、14日から就任後初の中国訪問、南シナ海問題には「意見述べず」との見方―中国紙

Record China    2016年4月12日(火) 1時20分

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11日、環球時報によると、オーストラリアのターンブル首相が今月14、15日の両日、中国を訪問する。写真は中豪の国旗。

2016年4月11日、環球時報によると、オーストラリアのターンブル首相が今月14、15日の両日、中国を訪問する。昨年9月に就任した同首相が中国を訪れるのは今回が初めて。

同首相の訪中に先立ち、オーストラリア史上、過去最大となる約1000人規模のビジネス代表団が中国に到着。同首相は14日、11〜15日にかけて開催されるビジネスイベント「オーストラリアウィーク・中国2016」の上海会場に出席し、翌日に首都・北京で中国の指導者との会談に臨む。

オーストラリアにとって中国は最大の貿易相手国で、両国の2015年の貿易額は1500億豪ドル(約12兆2480億円)を突破した。昨年12月20日には自由貿易協定(FTA)が正式に発効しており、今回の訪中はいっそうの経済関係強化を探るものとみられている。15年にオーストラリアを訪れた中国人観光客は初めて延べ100万人を超え、同首相は中国滞在中に観光客誘致に向けた宣伝活動にも参加するもよう。ただ、国際社会が注目する南シナ海問題については豪紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューが10日付で「公の場で中国の活動に関する意見は述べないだろう」と指摘。同首相は中国に対し、「経済成長に平和と安定は欠かせない」との考えを示すとみられている。(翻訳・編集/野谷

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