中国外交部、南シナ海の石油掘削装置の撤去求めるベトナムに反論「争いのない海域」―米メディア

Record China    2016年4月9日(土) 11時20分

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8日、ロイター通信によると、中国外交部の洪磊報道官は、ベトナムが中国に対して南シナ海北西部の石油掘削装置(リグ)を撤去するよう求めたことに反論した。資料写真。

2016年4月8日、ロイター通信によると、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は、ベトナムが中国に対して南シナ海北西部の石油掘削装置(リグ)を撤去するよう求めたことに反論した。

中国が南シナ海北西部のトンキン湾の外側海域にリグを移動させたことについて、ベトナムは7日、中国に対してリグを撤去するよう求めた。洪報道官は8日の定例記者会見で、「作業は争いのない中国の海域で行っている」と述べた。ベトナムは、中国が南沙(スプラトリー)諸島のスービ礁に新たな灯台を設置し運営を開始したことについても、ベトナムの主権を侵害しているとして抗議している。洪報道官は、灯台の運営についても中国の主権の範囲内だと主張した上で、南シナ海を航行するすべての利用者の安全のためだと述べた。

この報道に、米国のネットユーザーからは、「ベトナム、台湾、韓国、日本、フィリピン、マレーシア、インドネシア、シンガポールは、よこしまな中国と戦うために団結すべきだ!」「核弾頭を入手して、中国を攻撃すべきだ」「ベトナムは中国の操り人形だ。ベトナムは自国の共産党体制を存続させるために中国に譲歩するだろう」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/蘆田)

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