ハモンド英外相、香港書店関係者の失踪で、中国に英国籍者の釈放を要求=欧米ネットでは英外相を批判する声も

Record China    2016年4月9日(土) 20時10分

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8日、ロイター通信によると、英国のハモンド外相は、昨年12月に失踪した英国籍を持つ香港の書店の株主である李波氏について、中国で拘束されているとの情報を得ていると述べ、中国に対して李氏を釈放するよう求めた。資料写真。

2016年4月8日、ロイター通信によると、英国のハモンド外相は、昨年12月に失踪した英国籍を持つ香港の書店の株主である李波氏について、中国で拘束されているとの情報を得ていると述べ、中国に対して李氏を釈放するよう求めた。

中国共産党に批判的な書籍を扱う香港の書店関係者が相次いで失踪している事件で、失踪した5人のうち、書店親会社の大株主の李氏は英国籍を持っている。李氏は昨年12月に失踪してから約3カ月後に香港に帰還したが、中国当局によって拉致されたのではないと述べていた。李氏はその後、再び中国本土に戻っており、英国籍を放棄すると述べているという。ハモンド外相は8日、中国が李氏を拉致し拘束したとの情報を得ていると述べた。さらに、李氏が英国籍を放棄する意向を示したことについても疑問を示し、英国は英国市民である李氏を保護する義務があると主張し、中国に対して李氏を即時釈放し、香港に帰還させるよう求めた。

この報道に、欧米のネットユーザーからは、「ハモンド氏は英国政府を経済的に助けている中国に対して文句を言うのをやめるべきだ」「彼はこの問題で波風を立てようとしているようだ。失踪した人物が英国籍を放棄したがっているなら、そうさせるべきだ」「ハモンド氏も排除されるべきだ。香港はもう私たちが関与する問題ではない」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/蘆田)

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