台湾経済の命運は日本ドラマが握っている?次期台湾総統の蔡英文氏、日本ドラマから執政のヒント得る―台湾メディア

Record China    2016年4月6日(水) 10時50分

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5日、5月に台湾の新総統に就任する蔡英文民進党代表に対して各方面から注目が集まっているが、台湾・中国時報は蔡氏が日本ドラマを見るのが好きでドラマから執政のヒントを得ていると伝えた。写真は台湾。

2016年4月5日、5月に台湾の新総統に就任する蔡英文(ツァイ・インウェン)民進党代表に対して各方面から注目が集まっているが、台湾・中国時報は蔡氏が日本ドラマを見るのが好きでドラマから執政のヒントを得ていると伝えた。

報道によると蔡氏は日本ドラマの「下町ロケット」や「ナポレオンの村」が好きで、先月中山科学研究院を視察した際、「最近、『下町ロケット』を勧められ視聴した。中小企業が相次ぐ経営危機に見舞われながらも技術を発展させて行く姿が映し出されている。これはイノベーション産業を発展させる根本的な考えである」と述べ、新たな国防政策に産業発展が含まれ、軍事費支出の経済利益最大化を目指すことを示唆した。

さらに、限界集落を立て直すために奮闘するストーリーの「ナポレオンの村」からは、地方企業や都市再生のヒントを得られると報道で指摘している。このほか、蔡氏は政治関連の書籍を愛読している。これに対し専門家からは、「彼女がドラマや書籍からヒントを得ようとしているのは、執政の経験不足を補う狙いがあると思われる。執政経験が乏しい彼女が世界経済低迷の中でうまく立ち回れるかは楽観できない」とし、台湾経済の先行きを不安視する声が上がっていると指摘している。(翻訳・編集/内山

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