<北京五輪>河北水源地に「警戒線」設置、オリンピック用水の安全確保―中国

Record China    2007年11月30日(金) 18時23分

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北京へ送られるオリンピック用水の安全確保のため、河北省の水源に警戒線が設置。水源地の環境保護も着実に行われている。資料写真。

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2007年11月28日、中国新聞網によれば、来年開催される北京オリンピックを前に、水源地である河北省では、河北省環境保護部門が全省の飲用水源に環境保護警戒線を設置し、北京オリンピック用水の安全確保をはかっている。

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河北省は北京・天津を地理的に取り囲んでおり、両都市の水源地。オリンピックで大量に消費される水資源を供給する役割も担っている。河北省ではこれまで、とくに飲用水源地保護区を設置するなど、環境保護政策を継続して行っており、多くの成果を上げているそうだ。現在、河北全省の大部分の飲用水源地にフェンスやネットによる防護作業が行われており、周辺地域・水域が封鎖され、徹底した管理下に置かれている。

また、「南水調京」プロジェクト(南方の水資源を北方へ送り慢性的な水不足を解消する政策)により、北京-石家荘ラインが来年4月までに整備されることになっており、3億〜5億立方メートルの水が石家荘崗南ダムなど河北省4大ダムから北京へ送られることになっている。オリンピック開催までには北京の水不足も解消されそうだ。(翻訳・編集/岡田)

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