「有料」に飛びつき始めた中国人たち、韓国ドラマ「太陽の末裔」が人気、配信サイト会員数が激増―台湾紙

Record China    2016年3月28日(月) 22時50分

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27日、話題の韓国ドラマ「太陽の末裔(まつえい)」について、配信中の動画サイトが有料会員数を大幅に増やし、投資額の10倍相当を稼ぎ出している。写真はソン・ヘギョ。

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2016年3月27日、話題の韓国ドラマ太陽の末裔(まつえい)」について、配信中の動画サイトが有料会員数を大幅に増やし、投資額の10倍相当を稼ぎ出している。中国時報が伝えた。

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女優ソン・ヘギョ、俳優ソン・ジュンギ主演のドラマ「太陽の末裔」は、韓国だけでなく中国でも人気を獲得。中国では動画サイト大手・愛奇芸(アイチーイー)が独占配信しているが、昨年12月に1000万人を超えた有料会員数が、同ドラマの配信開始後にどんどん数字を伸ばし、すでに1500万人を突破。この利用料だけで9億5000万台湾ドル(約33億円)を稼いだとされる。

もともと愛奇芸は、1億2000万台湾ドル(約4億2000万円)ほどの金額で「太陽の末裔」の版権を取得。動画は初公開から1週間後には無料配信されるのだが、待ちきれない人々が1カ月で約100台湾ドル(約350円)の料金を支払い、ドラマを視聴している。業界関係者は、「太陽の末裔」が中国の視聴者のこれまでの習慣を一変させたと指摘。少し待てば無料で見られるのに、有料に飛びつく人が多いのは異例のこととなっている。

さらに「太陽の末裔」は、一時的な版権取り引きではなく、再生回数によって韓国側に利益をもたらす仕組みを取り入れたドラマとしても注目される。中国メディアによると、「太陽の末裔」の再生回数は現在、1話につき平均2億回で、愛奇芸の広告収入は少なくとも2億6000万台湾ドル(約9億1000万円)となる。韓国側ではドラマ全話の再生回数が50億回を超えると予測しており、そこから新たに分配金を得ることになる。(翻訳・編集/Mathilda

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