中国がエアバス機製造の5%を請負へ―中国

Record China    2007年11月27日(火) 19時30分

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エアバス社はA350XWBのロングボディー機の部品5%の製造を中国企業に請け負わせることを確認した。工場の設立についても中国企業との間で合意がなされ、エアバス社は中国企業との関係強化に積極的な様子だ。資料写真。

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2007年11月26日、新華社ネットの報道によるとエアバス社は26日、エアバス社が開発中のA350XWBの製造の一部を中国が請け負うことを正式に確認し合った。

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エアバス中国支社によると、26日、エアバス社は中国国家発展改革委員会との間で、A350XWBのロングボディー機製造に関する協力関係のための覚え書きを交わしたという。 エアバス社はこの間、A350XWBの機体製造の5%を中国に請け負わせる意向を示しており、同時に中国企業の機体製造への関与に積極的で、中国企業との関係もさらに発展させたい模様だ。

同日、エアバス社は中国航空工業第二集団とも契約を交わし、航空部品の合弁工場設立に合意した。エアバス社は中航二集団の下請け企業である哈飛工業株式会社とハルピンに工場を設立し、A350XWBの部品を生産する。工場は2009年第1四半期(1―3月)に設立される見込みで、中国が請け負う5%のほぼ全てを生産し、今後の拡大もありうる。

 

エアバス社幹部は「エアバス社にとって、中国は重要な市場であるとともに、重要なパートナーであり、協力関係をさらに良好なものとしていくつもりだ」と、中国企業との関係強化やビジネスの拡大に意欲的だ。

A350XWBのロングボディー機は中型機並みの輸送力と長距離航続能力を備えた航空機への需要から開発された機体で、航続距離は15400km。(翻訳・編集/小坂)

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