日本がもし中国を侵略していなかったら、あなたは日本人を嫌いますか?―中国ネット

Record China    2016年7月8日(金) 2時0分

拡大

5日、中国のインターネット掲示板で、「もし日本に侵略されていなかったら日本人を嫌いになりますか?」との問い掛けがあった。写真は旭日旗。

2016年7月5日、中国のインターネット掲示板で、「もし日本に侵略されていなかったら日本人を嫌いになりますか?」との問い掛けがあった。

中国人が反日感情をむき出しにする一つの理由として、「中国を侵略した」という歴史がある。では、日本が中国を侵略していなかったとしたら、中国人は日本を嫌っていたのだろうか。

ネットユーザーからは以下のような回答が書き込まれている。

「それはもちろん『ノー』だが、残念ながら起きてしまった」

「『イエス』だ。なぜなら、国というものは近くに危険な敵が必要だからだ」

「日本を恨んでいなかったかということを聞きたいのか。それならもちろん『恨んでいなかった』だ。言ってしまえば人間関係のようなもので、ある人に刃物で刺されて金品を奪われたらその人を恨むだろう。殺意すら芽生えるかもしれない。だが、傷つけられたのでなければ、たとえ気に入らなかったとしても恨むことはない。日本旅行に行った時に日本人に殴られたとか、その他おかしな理由がない限り、日本を恨む中国人はほとんどいないはずだ」

「私も聞きたい。英国は中国にアヘンを輸出したが、中国人は恨んでいるだろうか。英仏は円明園を焼き討ちにしたが、恨んでいるだろうか。彼らの罪は日本と比べても小さくないはずだ。さらに古代には、秦が中国を統一したが、山西人を恨んでいるか。モンゴル族が中原を統一したが、どうして恨まないのか。だから、日本が中国を侵略したからといって私は彼らを恨んだりはしない。それに70年以上も前のことだ。いつまでも歴史に浸っている必要はない」

「日中戦争があったとしても日本人を嫌いにはならない。なぜならもう半世紀以上も前のことで、私たちとは関係のないことだから。私たちが考えるべきことは、どのように協力して、より良く過ごして行くかということ。現在は平和な時代で、語られるのは平和的な発展だけ。日本人は私たちに良いことをたくさんもたらしてくれる」

「『仇日』の原因は侵略。でも私は90後(1990年代生まれ)で、その事実はほとんどが教科書や抗日ドラマで知った。だが、日本に対する恨みの根が深いのは、日本が謝罪せず、歴史を否定し、引き続き中国に対して害を与えているからだ。もし日本が誠心誠意謝罪して、当時の被害者を援助して、中国を尊重すれば(別だ)」

「中国を侵略していなければ、日本はこれほどまでに発展してはいなかっただろう。中国から無数の資源を略奪しただけでなく、団匪賠償金を基に国民の健康や教育を整備した。質問に戻ると、日本人が侵略していなければ、善良な中国人は絶対に彼らを友人とするだろう。100歩譲って侵略したとしてもドイツと同じように罪を認め、釣魚島(日本名:尖閣諸島)を中国に返し、こそこそと虎の威を借る狐のような行動をやめれば、我々は過去の恨みなど一笑に付すだろう」

「侵略戦争のあるなしに関わらず、私は日本を恨まない。グローバル化の中で生きる1人として、恨みばかりを記憶し、それを子孫に伝えて行くことは非常に不道徳で不公平なことだ。人間の目が前に付いているのは前を向くため。人間の首が後ろにまで回らないのは過去を振り返らないため。今の人々は、チャンスがあれば海外に出て視野を広げるべきだ。歴史は変えられないが、自分の心の持ちようは変えられる」(翻訳・編集/北田

この記事のコメントを見る

在中、在韓日本人の情報大募集!
あなたが知っている中国や韓国で奮闘中の日本人をご紹介ください!ご連絡はこちらまで

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携