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海自艦の「旭日旗」に韓国世論はいつもの拒絶反応、韓国海軍主催の国際共同訓練

配信日時:2016年6月11日(土) 7時30分
海自艦の「旭日旗」に韓国世論はいつもの拒絶反応、韓国海軍主催の国際共同訓練
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韓国近海で行われた国際共同訓練に派遣された海上自衛隊の艦艇に掲げられた「旭日旗」。韓国内では旧日本海軍の伝統を引き継ぐ「軍国主義の象徴」として、また反発が集まった。資料写真。
2016年6月10日、韓国海軍が主催した共同訓練に参加した海上自衛隊の潜水艦救助母艦などが掲げた「旭日旗」が、韓国内でまた物議を醸した。韓国側は国内の反日感情に配慮して閉幕式の会場を変更。旭日旗への拒否反応は根強く、メディアの後押しもあってネットユーザーからも強硬論が相次いでいる。

訓練は、5月25日から6月3日の間、韓国海域で行われた「西太平洋潜水艦救難訓練」(パシフィック・リーチ)。日韓両国のほか、米国、オーストラリア、シンガポール、マレーシアの計6カ国が参加した。海自は潜水艦救難母艦「ちよだ」と練習潜水艦「おやしお」を派遣した。

5月24日、両艦が韓国南部の鎮海海軍基地に入港した際、旭日旗を掲げていたことに複数の韓国メディアが「「かつての日本軍国主義の象徴だ」などと反発。聯合ニュースによると、今月3日の閉会式の場所が、民軍複合型観光美港(済州海軍基地)から鎮海海軍基地に変更された。変更の理由は、「基地建設問題ある済州海軍基地に旭日旗を掲げた海自艦が寄港する問題まで加わると、住民らにとって大きな負担となる」と懸念する声があったためだという。

旧日本海軍の伝統を受け継ぐ「旭日旗」が韓国内で非難の的になったのは、ごく最近。2011年1月のサッカー日韓戦で、日本人に対する差別行為を問題視された韓国人選手が「日本側の応援席に旭日旗があったから」と釈明したのがきっかけといわれる。

その後、12年8月、ロンドン五輪サッカー3位決定戦で韓国人選手が「独島(日本名・竹島)はわれわれの領土」と書かれたプラカードを競技場で掲げた行為を日本側が抗議すると、韓国側は旭日をあしらってデザインされたとみえる日本のユニホームなどを取り上げて反論。旭日旗を「戦犯旗」と呼んだり、「ナチス党旗(ハーケンクロイツ)と同じ性格の旗」とまで主張したりするようになった。

国際慣例上、軍艦は艦首には国旗、艦尾には海軍旗を掲げる。さらに、国際法上も、艦艇は自国の領土とみなされており、日本の艦艇が旭日旗を掲げるのに制約はない。日本メディアによると、海自幹部は「掲げない方が問題だ」と指摘。実際、これまで海自艦艇は10回以上も韓国を訪れているが、常に日の丸と旭日旗を掲げてきた、と強調している。

韓国メディアによると、韓国海軍関係者も「韓国の艦艇も停泊時には国旗と海軍旗を掲げる。艦艇は自国の領土とみなされるため、韓国が日本に海軍旗の掲揚を禁止することは主権の侵害になる」と説明する。それでも韓国のネットユーザーからは「旭日旗を掲げた船を見たらすぐに沈めるべき」「鎮海基地に入ることも許せない。朝鮮民族の最も暗かった時期をまた経験したい?日本の国旗が掲げられた韓国大統領府を見たいの?」など、相変わらずの声が集まった。(編集/日向)
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