上海のスパイダーマン、「どうやって安全に降りようか」で頭いっぱい―中国

Record China    2016年3月27日(日) 17時0分

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24日、「ここに上るたびに、考えることは、今日はどうやって安全に降りることができるだろうか、ということだけだ」。陳さんは15年前、安徽省合肥市から上海にやって来た。

2016年3月24日、「ここに上るたびに、考えることは、今日はどうやって安全に降りることができるだろうか、ということだけだ」。陳(チェン)さんは15年前、安徽省合肥市から上海にやって来た。今は、清掃作業員の職に就いており、6年前から東方明珠塔(上海東方テレビタワー)で働いている。彼の勤務場所は、東方明珠塔の外側、最高で地上350メートルの上空だ。解放日報が伝えた。

陳さんは、「われわれの作業の心得は、第一に注意深くあること、次に慎重であることだ。高所での作業は、実際に危険きわまるため、『スパイダーマン』チームの作業員のうち、若者の数は年々減少している。私自身は、規定により42歳になるとこの仕事から引退しなければならない」と語る。

「スパイダーマンの制服を脱いだあと、何をしたいか」と陳さんに尋ねたところ、「引退後も引き続き、東方明珠塔の清掃作業に携わりたい。上海に高層ビル多しといえども、ここは上海の絶対的なランドマークだから」という答えが返ってきた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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