<北京五輪>テレビCMの価格、天井知らず!効果を疑問視する声も―中国

Record China    2007年11月27日(火) 11時33分

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2007年11月、中国のテレビ局CCTVは来年の北京五輪番組のコマーシャル枠を目もくらむような高値で次々と契約している。果たして投資に見合う効果が得られるのか、一部専門家からは疑問も。写真はCCTVの広告枠オークション。

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2007年11月、中国中央電視台(CCTV)は来年の北京五輪番組のコマーシャル枠を目もくらむような高値で次々と契約している。歴代五輪と比べても突出した金額となっているが、果たして投資に見合う効果が得られるのか、一部専門家は疑問を呈している。中国青年報が伝えた。

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今年9月に行われた五輪コマーシャル枠販売のオークションで、大手乳製品メーカーの伊利グループは2000万元(約3億円)で開会式・閉会式の15秒コマーシャル枠を4本獲得した。11月18日に実施されたオークションでは、健康飲料メーカーのレッドブルが1億5900万元(約24億円)で五輪総合番組「今日のスター」の冠スポンサー権を獲得した。

アメリカのNBCは2006年トリノ冬季五輪の広告枠を30秒70万ドル(約7700万円)で販売していた。市場が成熟しているアメリカをも上回る金額となったことで、一部専門家は実質的な効果以上に金額が高騰していると指摘している。レッドブルの王睿(ワン・ルイ)氏は「投資効果の正確な推定は難しいが、金額に見合う価値はあると考えている」とコメントした。(翻訳・編集/KT)

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