韓国帰りの元留学生、無資格でプチ整形クリニックを開業、韓国から取り寄せた医薬品は「本物かどうか分からない」―陝西省西安市

Record China    2016年3月24日(木) 9時50分

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23日、中国陝西省西安市でこのほど、無資格のまま患者にプチ整形を行っていた美容クリニックが摘発された。資料写真。

2016年3月23日、華商報によると、中国陝西省西安市でこのほど、無資格のまま患者にプチ整形を行っていた美容クリニックが摘発された。

この店は先月末からアパートの一室で経営を続けており、客を装って潜入した公安関係者に対して「医薬品はすべて韓国から取り寄せている。施術は大病院の著名医師が担当する」などと説明。その後の捜査でヒアルロン酸、ボトックスなどの違法な売買、使用に関わった2人が逮捕され、現場から計50箱余りが押収された。これらは中国の監督当局の検査を受けておらず、中国語による商品表示も付けられていなかった。

逮捕された2人はいずれも河南省出身の男女で、男は2014年に留学先の韓国から帰国。大学では物流を専攻していたが、現地のエステティックサロンで働いたことがあるという。帰国後は事業を興すつもりで美容カウンセラーを目指したものの、会社を維持するためにプチ整形を始めたとみられている。

男はクリニックで使用した医薬品について「韓国にいる友人に送ってもらった」「自分でも試してみた。副作用が起きたという話しは聞いたことがない」と説明しているが、当局の検査をまったく受けないまま使ったため、「本物かどうか判断できない。どのくらいの効果があるのかも分からない」という。(翻訳・編集/野谷

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