最新の世界10大リスクを発表、トランプ候補の脅威はテロ組織並み―英誌

Record China    2016年3月19日(土) 1時20分

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17日、米大統領選共和党予備選でトップを走るドナルド・トランプ氏が米大統領に就任した場合のリスクは、イスラム原理主義のテロに匹敵するリスクだと評価されている。

2016年3月17日、環球網によると、トランプ候補の米大統領選勝利は世界10大リスクの一つになるという。

英誌エコノミストの調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は最新版の世界10大リスクを発表した。リスクのレベルに合わせて点数が付けられている。米大統領選共和党予備選でトップを走るドナルド・トランプ氏が米大統領に就任した場合のリスクは、イスラム原理主義のテロに匹敵するリスクだと評価されている。以下はそのランク。

10位:石油分野の投資崩壊により、将来の石油ショック到来(4点)

8位:中国の拡張主義が南シナ海における武力衝突を誘発(8点)

8位:英国の欧州連合(EU)離脱投票(8点)

7位:イスラム原理主義によるテロの台頭により世界経済が不安定に(12点)

7位:ドナルド・トランプ氏の米大統領選勝利(12点)

4位:ユーロ圏の危機によりギリシャのユーロ圏離脱が促進(15点)

4位:内圧・外圧にさらされEUに亀裂(15点)

2位:マーケット全体の債務危機でマネーの不安定性が最高潮に(16点)

2位:ロシアによるウクライナ・シリアへの干渉で「新冷戦」が出現(16点)

1位:中国経済がハードランディング(20点)

(翻訳・編集/増田聡太郎

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