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11月23日付の報道によると、湖南省の西洞庭湖国家自然保護区にナベコウやマナヅル、コウノトリなどの珍しい鳥が越冬のため飛来。ナベコウは地球上に約3000羽しかいない貴重な鳥だという。資料写真。
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2007年11月23日、湖南省長沙市のニュースサイト「紅網」が報道したところによると、同省にある西洞庭湖国家自然保護区に地球上に約3000羽しかいないナベコウをはじめ、珍しい鳥たちが越冬のため飛来した。
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11月20日、自然保護区の職員6人が湖畔を巡回中、ナベコウ23羽、マナヅル5羽、コウノトリ3羽、コハクチョウ16羽、ヒシクイ3羽の飛来を確認した。ナベコウは黒いコウノトリとして知られ、地球上にわずか3000羽ほどしか生息していない稀少な鳥。中国では北部地方で繁殖し、冬は長江流域で越冬する。国内に生息するのは約100羽で、国家1級重点保護動物に指定されている。
また、マナヅルの飛来確認は、1998年に同保護区が設けられて以来初めて。マナヅルもやはり、世界で3000羽程度しか生息しておらず、中国では黒竜江、吉林、内モンゴルで繁殖し、長江以南で越冬する国家2級保護動物だ。珍しいお客様の飛来に保護区職員たちは喜んでいるという。(翻訳・編集/本郷智子)
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