フィリピンが南シナ海のパトロール用に自衛隊機5機の借り受けを発表、中国は懸念示す「日本は当事国ではない」―米メディア

Record China    2016年3月11日(金) 20時20分

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10日、ロイター通信によると、フィリピンが南シナ海のパトロールを行うため、日本の自衛隊から航空機5機を借り受けることで両政府が合意したことについて、中国が懸念を示した。資料写真。

2016年3月10日、ロイター通信によると、フィリピンが南シナ海のパトロールを行うため、日本の自衛隊から航空機5機を借り受けることで両政府が合意したことについて、中国が懸念を示した。

フィリピンのアキノ大統領は10日、南シナ海のパトロール任務を実施するため、海上自衛隊の練習機「TC90」を借り受けることを明らかにした。これを受け、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は定例の記者会見で、「フィリピンの行動が中国の主権と安全の利益に異議を申し立てるようなものであるなら、我が国は断固として反対する」と述べた。さらに、「日本は南シナ海問題の当事国ではない」と語り、日本に対して発言と行動に注意し、地域の平和と安定を損なうことをしないよう求めた。

この報道に、米国のネットユーザーからは、「中国が懸念を示しているって?アジア太平洋地域の国々は、南シナ海で強硬な手段に出ている中国に対して懸念し、失望しているよ」「フィリピンは中国を蹴飛ばしてやるべきだ」「フィリピンは今、日本に助けを求めなければいけない。親分だった米国のことをもう信用していないようだ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/蘆田)

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