小学校での惨劇！校庭に乱入した刃物男、児童の眼前で教師の右手を切断！―河南省開封市

2007年11月21日、河南省のニュースサイト「大河網」は15日に発生した小学校での惨劇を伝えた。

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15日午後2時半頃、河南省蘭考県南彰鎮李堡小学校の教室で算数の授業をしていた常忠民（チャン・チョンミン）教師は、学校前で小さな雑貨店を開いている呉（ウー）容疑者が、刃渡り30cmもある大ナタを手に校門から侵入したのを目撃。呉が教室で暴れ子供たちに危険がおよぶのを恐れて、校庭に出たところを呉に襲われ右手を切断された。そこに駆けつけた校長と同僚教師らが、呉を取り押さえた。

常教師の右手は手首の皮1枚でかろうじてつながっている状態。開封市の空軍病院で4時間半に渡る緊急手術を受けた。担当医の話では、損傷が激しい右手の機能回復はむずかしいという。また、事件を目撃した児童たちの中には恐怖のあまり失禁する者もいて、そのショックははかり知れない。

呉が凶行に及んだ動機は、事件の被害者の兄に恨みがあったからという。事件当時、呉は酒に酔っていた。（翻訳・編集/本郷智子）