南昌市の前漢・海昏侯墓、墓の主は廃帝・劉賀と確定、孔子の生年を書き換える可能性も―中国

Record China    2016年3月2日(水) 22時20分

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2日、中国江西省南昌市にある前漢・海昏侯墓に埋葬されている人物が、前漢の第9代皇帝で、即位後間もなく廃され海昏侯に降格された劉賀であることが確定された。

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2016年3月2日、中国江西省南昌市にある前漢・海昏侯墓に埋葬されている人物が、前漢の第9代皇帝で、即位後間もなく廃され海昏侯に降格された劉賀であることが確定された。中国の複数のメディアが伝えた。

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発掘調査を行っていた専門家チームが北京の首都博物館で記者会見し、明らかにした。

人民網によると、出土した木片に劉賀が海昏侯であった年代の「元康三年」「元康四年」と記されていたこと、主棺の内棺から見つかった金の器に「臣賀」の文字があったこと、墓の主の腰部から見つかった印章に「劉賀」の文字があったことが決め手となった。

2011年から昨年末までの発掘調査により、金の器、青銅器、鉄器、玉器、漆器、陶磁器、竹や草の加工物、木の札など2万点以上が見つかっている。

墓からは孔子の絵と略歴を記した文字が残された屏風も出土しており、孔子の生年を書き換える可能性があると指摘されている。(翻訳・編集/柳川)

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