<シリーズ・中国6大古都を巡る4>江蘇省南京市

Record China    2007年11月23日(金) 9時9分

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229年の初の遷都以来、10回中国の首都となった南京。文芸大作「紅楼夢」の舞台として、また「国父」孫文の眠る場所として、歴史の色濃い街である。

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229年の初の遷都以来、10回中国の首都となった南京。1368年に朱元璋が明王朝(1368〜1644年)を成立させて後、首都が北京に移ってから現在の南京という名称で呼ばれるようになった。また、辛亥革命後に中華民国の臨時政府も置かれ、比較的近年まで首都機能を有していた都市である。なお、文芸大作「紅楼夢」の舞台としても有名。

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いにしえの歴史を持つ秦淮河、両側にたたずむ玄武湖に莫愁湖と豊かな水に囲まれた南京は、中国の「3大ストーブ」とも言われ、夏の暑さがことに有名。街のいたるところに文化名跡があり、歴史の源流を感じることができる。

見所としては、孫文の墓である中山陵がまず挙げられる。山に寄り添って建てられたどっしりした構えの建築は、「国父」の眠る場所にふさわしいと言えよう。夫子廟の建築群には悠久の歴史が香り、明清代の市井の雰囲気を感じさせる。そのほか、中華門、霊谷寺、石像路、朱元璋の陵墓である明孝陵など歴史を刻む数々の名跡は、旅行者をひきつけてやまない。 (翻訳・編集/愛玉)

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