日本アニメの人気に影響か、ゴールデンタイムの海外アニメ放映を禁止―中国

Record China    2007年11月20日(火) 14時20分

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14日、中国国家放送テレビ映画総局の関係者は先日各地のローカルテレビ局に対しゴールデンタイムに海外アニメ・アニメ紹介番組の放映を禁止する通達を出した。海外アニメの放送時間の30%以下への制限も盛り込まれている。写真は上海テレビ局。

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2007年11月14日、国家放送テレビ映画総局の関係者は先日各地ローカルテレビ局に対し午後5時から8時までのゴールデンタイムに海外アニメ・アニメ紹介番組の放映を禁止する通達を出した。また、海外アニメの放送時間は30%以下に制限することも盛り込まれている。以前にも同様の通達が出されていたが、遵守されていないため再通達されたものと見られる。新華社が伝えた。

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同通達は中国の国産アニメ産業育成を目指してのもの。中国では積極的にアニメ産業育成を続けており、昨年一年間で90作もの国産アニメが制作された。中国中央電視台(CCTV)の子供チャンネルでは累計6億人が国産アニメを視聴したと推定されている。

海外アニメと言ってもそのほとんどは日本アニメ。通達が日本アニメ人気にどれだけ影響を与えるか注目されるが、中国のアニメ産業が成長したとはいえ日本アニメの人気にはまだまだ届かないのが現実。中国で人気を集めるアニメグッズショップでも中国国産アニメのグッズはほとんど見かけることがない。人気番組の放映を禁じられた各地方局の対応が注目される。(翻訳・編集/KT)

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