中国の「摩天楼好き」は海外でも、中国不動産大手がロンドンに欧州一の超高層マンション、高さ241メートル―香港紙

Record China    2016年2月23日(火) 9時30分

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22日、中国の不動産大手・緑地集団がロンドンのカナリー・ワーフに高さ241メートルの超高層マンションを建設する計画だ。写真はロンドン。

2016年2月22日、香港紙によると、中国の不動産大手・緑地集団が英ロンドンのカナリー・ワーフに高さ241メートルの超高層マンションを建設する計画だ。完成すれば欧州で最も高いマンションとなる。参考消息網が伝えた。

香港商報によると、緑地集団は2014年3月に同エリアの北西部に土地を確保。約3700平方メートルの敷地に67階建ての建物を建設する計画で、居住スペース(861戸)以外にオフィスエリア、商業施設なども設ける計画だ。取引金額は6億ポンド(約963億円)に上る見通し。英国では中国の万達集団が2013年6月に高さ203メートルのマンション建設計画を発表したが、緑地の建物はこれを約40メートルも抜く高さとなる

中国では近年、超高層ビル建設が加熱しており、先ごろ発表されたレポートでは2015年に建設された高さ200メートル以上の超高層ビル106棟のうち、中国勢が62棟を占めた。中国が1位になるのは8年連続。最近はこの動きが海外に広がっているが、ある専門家は「中国のデベロッパーは企業イメージ確立のチャンスとなる海外での超高層プロジェクトに比較的慎重」と話す。このほか、業界関係者の1人は「中国企業にとって最大の懸念は現地の政策動向」と指摘、「風向きが変われば工事の進展に影響が出る可能性もある」と語っている。(翻訳・編集/野谷

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