「ユダヤ人をガス室に連行・処刑したという文書はないが、これは事実」=豪専門家、「慰安婦強制連行の真相は隠せない」と主張―韓国メディア

Record China    2016年2月18日(木) 18時40分

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17日、韓国・聯合ニュースによると、旧日本軍による従軍慰安婦問題をめぐり、オーストラリアの専門家が「女性を強制連行したという歴史の真相を覆い隠すことはできない」と指摘した。写真は韓国の慰安婦歴史館。

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2016年2月17日、韓国・聯合ニュースによると、旧日本軍による従軍慰安婦問題をめぐり、オーストラリアの専門家が「女性を強制連行したという歴史の真相を覆い隠すことはできない」と指摘した。18日付で環球網が伝えた。

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日本現代史を専門とするオーストラリア国立大学のテッサ・モリス・スズキ氏は「ドイツは『ユダヤ人をガス室に連行して処刑した』と記された文書を見つけてはいないが、われわれはこれが事実であることを知っている。日本は『発見した資料の中に強制連行を確認するものはなかった』と説明するが、この事実がなかったという説明にはならない」と語り、わずかな資料を頼りに歴史の全真相をつかみ取ることは不可能だと強調、「より多くの資料と目撃者の証言を参考に、全てを結び付けて全体の像を描き出すことが必要だ」と訴えた。

同氏は「当時の軍事裁判の記録や連合国軍の証言などあらゆる証拠を総合的に考慮すれば、強制連行の事実を証明するに足る」とも主張。慰安婦問題をめぐる昨年12月の日韓合意については「日本政府の金の力を使った解決手段」と指摘した。(翻訳・編集/野谷

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