ハモンド英外相、香港書店関係者失踪事件は「英中共同声明に違反」と中国を批判=欧米ネット「習氏の訪英時に、英国が盛大な歓迎をしたのは残念だ」

Record China    2016年2月14日(日) 6時30分

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12日、AP通信によると、香港の書店関係者が失踪した事件で、中国本土に移送された英国籍の李波氏について、ハモンド英外相は英中共同声明に違反するものだと中国を批判した。写真は香港。

2016年2月12日、AP通信によると、香港の書店関係者が失踪した事件で、中国本土に移送された英国籍の李波氏について、ハモンド英外相は英中共同声明に違反するものだと中国を批判した。

中国共産党を批判する書籍を扱う香港の書店関係者5人が相次いで失踪し、中国本土に移送されたことが判明している。ハモンド英外相は11日、香港に関する報告書で、英国籍を持つ李氏が自らの意思に反して中国本土に移送されたと指摘し、香港の「一国二制度」の基礎となった1984年の英中共同声明に違反するものだと批判した。また、先月に中国を訪問した際、李氏について早急に措置を講じるよう求めたと明らかにした。

この報道に、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。

「中国が協力しなかったら、英国はどのように対応するのだろう?」

「中国や他の独裁国家が止められないものは、ペンの力だ。腐敗や抑圧について明らかにしていけば、腐敗した国家はじきに崩壊するだろう」

「習(近平)氏が英国を訪問した際、英国が盛大な歓迎をしてしまったのは残念だ」

「李氏は無事だが、再教育されているのだろう」

「英中共同声明は無効にして、香港を英国に戻せばいい」

「英国がどう考えているかなんて、中国はそれほど気にしていないだろう」(翻訳・編集/蘆田)

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