Record China 2007年11月16日(金) 9時6分
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15日、福州市のジャイアントパンダ研究所は、同研究所内で飼育されているパンダ5頭の養育権を12月上旬に公開オークションにかける。これに対し批判的な意見も。写真は27歳の「バス(巴斯)」。
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2007年11月15日、中国の全国紙「人民日報」は福建省福州市の「大熊猫研究中心(ジャイアントパンダ研究センター)」がパンダの養育権を来月公開オークションにかけると報じた。
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同研究センターが飼育している5頭のパンダがオークションにかけられるのだが、今回の目玉は1990年に開催された北京アジア大会の公式マスコット「パンパン」のモデル、今年27歳の「バス(巴斯)」。人間で言えば108歳のご高齢だが、年間養育権が10万元(約160万円)、終身養育権が50万元(約800万円)で売り出されるという。他の4頭は、それぞれ4万元(約64万円)と20万元(約320万円)というから「バス」の格の高さがうかがえる。
養育権の内容は、パンダとの面会権や各種イベントへの参加権、福州市パンダ保護協会への入会権、パンダ館内での養育者の名前入り銅版が展示される権利などだが、最も注目すべきは養育権落札価格が全額所得税の控除対象となる点。
このオークションについて、「パンダに対する愛情がなくてもお金があれば養育権が買える」という批判的な意見も同研究センターには寄せられている。(翻訳・編集/本郷智子)
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