中国のパクリ文化は今…?「誰が盗作した」の議論は無意味、他に先んじることが何よりも重要―香港紙

Record China    2016年2月5日(金) 5時20分

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3日、中国は今も多くの面で立ち遅れているが、特定の分野に限っては他の国々を大きくリードし、イノベーションを起こしている。

2016年2月3日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国は今も多くの面で立ち遅れているが、特定の分野に限っては他の国々を大きくリードし、イノベーションを起こしている。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

上海の投資ファンド・SOSベンチャーキャピタルのパートナーで、多数の起業に関わっているウィリアム・バオビーン氏は、中国が他より先行している分野の1つが「ソーシャルコマース」だと指摘する。フェイスブックツイッターのようなソーシャル・ネットワーキング・サービスと電子商取引を組み合わせたサービスだが、中国では「微信(ウィーチャット)」が広く利用されており、その機能は「フェイスブックよりも1年半先を行っている」とする。

また、ゲーム産業も中国がイノベーションを興している分野だ。基本無料で遊べるが、ゲーム内で有料アイテムを販売するというシステムは韓国で生まれたが、それを普及させたのは中国をはじめとするアジアで、現在は欧米でも広がっている。

ウィリアム・バオビーン氏は「中国市場で成功したければ、ある分野で他に先んじることが何よりも重要だ」と話している。中国では誰もが他をまねているなら、誰が誰を盗作したと議論することは無意味なのだ。(翻訳・編集/岡田)

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