外交部、フランス行きの留学生に安全注意を喚起、トラブル頻発で―中国

2007年11月13日、中国新聞網の報道によると、中国外交部がフランスへ渡航する留学生に安全注意を喚起している。最近、フランスでは中国人留学生のトラブルが頻発しているため。休暇旅行の最中に事故にあって多数が負傷したり、学習のストレスから心身を病む学生がいたりなどの報告がされている。

中仏間の交流が進むにつれ、フランスへ留学する中国人学生も増加の傾向にある。学生の年齢層は若い層に集中しており、安全意識や自己管理の意識が欠如した者も多いと考えられる。外交部は在フランス領事館に対し、現地留学生の安全注意を喚起するよう呼びかけている。

増え続ける中国人留学生だが、華声報の報道に掲載されたユネスコの2006年統計資料によると、全世界には250万人の留学生がおり、そのうち中国人留学生は14％を占めるというから、海外に学ぶ中国人は35万人もいる計算になる。彼らに人気の渡航先ベスト3は、アメリカ、日本、イギリスである。(翻訳・編集/愛玉)