来年1月より、地下鉄の乗客にも安全検査を！テロ対策で新条例制定―広東省広州市

2007年11月12日、来年の1月1日より広東省広州市の地下鉄では、ペットや家畜などの動物の車内への持ち込みを全面的に禁止するほか、国際的に拡がりを見せるテロ行為を未然に防ぐため、乗客に対し手荷物安全検査を実施することが可能となる。これら新条例を同市が制定したと、ニュースサイト「南方網」が伝えた。

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今回制定された新条例は「広州市城市軌道交通管理条例（広州市都市路線交通管理条例）」で、これにより現行の「広州市地下鉄道管理条例」は今年いっぱいで廃止となる。来年からは地下鉄の運賃を市政府が管理し、市内のそのほかの公共交通機関の運賃との調整を図る。

駅構内や車内での痰吐き行為やゴミのポイ捨て、落書き、ペット類の持ち込み等の迷惑行為も禁止し、違反者には罰金が科せられる。また、新条例では、テロの発生を防ぐため乗客に対し手荷物安全検査の実施が可能であることを明文化している。（翻訳・編集/本郷智子）