「スターの母」が語る2大スター、チャン・ツィイーとタン・ウェイの素顔―中国

2007年11月8日、「中国スターの母」と称される中央戯劇学院のチャン・リー（常莉）教授が湖南省のテレビ番組で、超売れっ子となった同学院卒業生について語った。

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ハリウッドへも進出し、今や国際的俳優となったチャン・ツィイー（章子怡）については、「有名になったのはただの運」との悪評に対し、「なぜそう言われるのか理解不能。強靭な意志と努力、天性の才能がなければ国際的スターにはなれない。『グリーン・デスティニー（臥虎蔵龍）』の時にも、彼女の役を狙う人々からのプレッシャーに負けず、演技力を磨きさまざまな努力をしていた」とコメント。演技テストの際、役に入りすぎて手に大きな傷を負っても、最後までやり遂げたという学生時代のエピソードも語った。

ほかに教え子ではないが印象深い俳優として、『ラスト、コーション（色、戒）』で一躍有名となったタン・ウェイ（湯唯）をあげている。教授は、『チェ・ゲバラ』の時すでに、タンの抜きん出た演技力を見抜いていたという。教授が知る素顔のタンは、スクリーンでの姿とは違い、外見に無頓着な女性。もともと監督を希望し学科を専攻していた彼女は、口数も少なく、いつもズボンのポケットに手を入れて大股で歩くような男性的な生徒だったという。（翻訳・編集/荒井留衣）