元「ネット中毒」少年、ピアノの王子様へと大変身―遼寧省瀋陽市

Record China    2007年11月13日(火) 19時48分

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2007年10月、第4回中国国際ピアノコンクールで3位に入賞を果たした周韻清少年は、「第二のユンディ・リー」と目される天才少年である。期待の新星は、いったいどんな少年なのか?

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2007年10月、第4回中国国際ピアノコンクールで3位に入賞を果たした周韻清少年は、「第二のユンディ・リー」と目される天才少年である。2000年に18歳の若さで中国人初のショパンコンクール優勝を果たし、一躍有名になったユンディ・リーと肩を並べる期待の新星は、いったいどんな少年なのか?

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6歳半でピアノを始めた周少年の才能を見出したのは、彼の最初のピアノ教師である。家庭の経済的状況から何度もレッスンを中断したが、彼の才能に惚れこんだ教師は、高額な学費をすべて免除したほどの入れ込みようであった。しかし、9歳の時にネット中毒になった周少年はレッスンをさぼるどころか家出までしてしまう。2年後に苦心した母親が自宅にパソコンを購入して彼を連れ戻した時には、彼はピアノに再度打ち込むことを心に誓っていた。

月日は流れ、2007年10月24日、中国文化部主催の中国国際ピアノコンクールで演奏を終えた周少年は18歳。18か国から集った50名の参加者のうち、最年少での参加だった。中国をはじめ、イタリア、アメリカ、日本などから13人の審査員によって栄誉ある3位を見事受賞した。

現在、毎日6〜7時間は練習に打ちこむ周少年はそれを少しも苦にする様子もない。もしも子供時代の挫折経験がなければ、逆に今日の彼は存在しなかったかもしれない。目下、彼は第二のユンディを目指して、ニューヨークのジュリアード音楽院入学を志している。(翻訳・編集/愛玉)

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