最も安全な都市ベスト10……1位は果たして、どこ？―中国

2007年11月12日、江西日報のオンライン版・大江網の報道によると、各方面の専門家の調査からこのたび、「中国で最も安心感のある都市」が選出された。

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第1位に選出されたのはやはり、歴史ある首都・北京。続いて中国一の大都市・上海、江蘇省の省都・南京市でベスト3が占められた。

4位以下は以下の通り。

杭州市(浙江省)、青島市(山東省)、新余市(江西省)、桂林市(広西チワン族自治区)、梅州市(広東省)、舟山市(浙江省)、威海市(山東省)。いずれも治安が良好で気候も比較的よく、風光明媚な都市が多く選ばれている。

1位に選出された北京について改めて振り返ってみる。2008年のオリンピックに向けて急速に開発の進む北京市は、面積が日本の四国ほどの大きさ。秋田とほぼ同じ緯度に位置する。人口は約1500万人、世界第4位の人口密度である。市中心部の市民の平均収入は800〜1000元(約12000〜15000円)。

中国の行政の中心でありながら、紫禁城や天安門広場、万里の長城など歴史的観光資源にも恵まれている。冬には、冬野菜である白菜やサンザシ飴を売る屋台が並び、羊のシャブシャブや北京ダックがおいしい季節を迎える。(翻訳・編集/愛玉)