上海万博にアフリカから48カ国の参加が決定、史上最大の万博に―上海市

2007年11月11日、上海万博局によると、リビア外交部は正式に2010年の上海万博への参加を表明、これにより中国と国交を樹立している48のアフリカ諸国全てが上海万博に参加することになった。

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中国政府は同じ発展途上国として、アフリカ諸国の万博参加を強く希望してきた。アフリカ諸国の参加を支援するために1億ドル（約112億円）の万博援助基金を設立、また昨年3月には温家宝（ウェン・チアバオ）首相署名の万博招待状を各国に送付した。

上海万博では、アフリカ諸国は共同でパビリオン「アフリカ連合館」を運営する。アフリカ大陸のイメージ、悠久の歴史・文化を伝えると同時に都市化・経済発展といった近代化の側面にも光を当てる。また統一テーマ以外にも各国の独自性を生かした展示も実施されるという。

現在、上海万博には179の国と国際組織が参加を表明、歴代最高記録を塗り替えた。中国は200の国と国際組織の参加を目指し、更なる参加を呼びかけている。（翻訳・編集/KT）