中国外交部、スウェーデン人男性の処分は「釈放ではなく国外追放」と主張=欧米ネットの反応は?

Record China    2016年1月27日(水) 14時30分

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26日、中国外交部は拘束していた人権団体代表のスウェーデン人男性を国外追放処分としたことを明らかにした。この報道に、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。資料写真。

2016年1月26日、ロイター通信によると、中国外交部は拘束していた人権団体代表のスウェーデン人男性を国外追放処分としたことを明らかにした。

国際人権団体「中国で早急に行動する作業部会」代表のピーター・ダーリン氏(35)は、「国の安全を脅かす活動に従事した」として、中国当局に拘束されていた。スウェーデン外務省は25日、ダーリン氏が釈放されたとする声明を発表し、ダーリン氏と同時期に拘束された交際相手の女性も釈放されたことを明らかにした。中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は同日、ダーリン氏の処分について「釈放ではなく、国外追放処分である」と述べた。

この報道に、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。

「自由主義国にいる中国の指導者たちの家族を国外追放処分にすべきではないだろうか?虐待的で腐敗した国の指導者たちの家族が、自由と人権が認められた外国に留学することがなぜ許されているのだろう?彼らを追放すべきだ!」

「いわゆるNGO団体というのは、組織の透明性や規制、税務申告などを拒んでいる。スウェーデン外務省は、市民がそういった『地下組織』での活動を奨励すべきではないと思う」

「なぜ中国でトラブルを起こす人々は人権活動家と呼ばれ、中国を支持する人々は扇動者や悪党と呼ばれるんだ?」

「そのスウェーデン人の活動家は、中国でトラブルを起こした外国人として迫害されるべきだ」

「中国はよこしまな目的を持った外国人を歓迎しない」(翻訳・編集/蘆田)

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