アマゾン中国、15年人気トップは東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」―中国紙

Record China    2016年1月27日(水) 0時50分

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25日、ネット通販大手・アマゾン中国はこのほど、「Kindle 2015年度電子書籍閲覧行動報告書」を発表した。

2016年1月25日、北京晨報によると、ネット通販大手・アマゾン中国は22日、「Kindle 2015年度電子書籍閲覧行動報告書」を発表した。読書行動を見ると、読者の生活の側面が垣間見える。例えば、独身の女性ホワイトカラーの間では、婚活ガイドが人気となっている。また、癒し系の電子書籍や起業、株取引、社交における実用的な言葉遣いなどをテーマにした電子書籍が人気となっている。北京や上海広州などの読者の完読率は、生活のリズムが速く、ストレスも大きいため、中都市より低くなっている。

「2015年度電子書籍ランキング」の有料中国語電子書籍部門では、日本の人気推理小説家・東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」がトップ。以下、「三体全集」(劉慈欣)、「ミニマヨーロッパの歴史」(ジョン・ハースト)と続いた。14年のランキングと比べると、15年は癒し系の文学作品が人気となり、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のほか、「乖、摸摸頭」(大氷)、「従[イ尓]的全世界路過」(チャン・ジャージャー[張嘉佳])なども上位に入った。この現象は、アマゾン中国2015年度図書ランキングとも一致している。その他、株取引や起業がブームとなったのを背景に、「0から始める株」などの株入門系の電子書籍や「0から1」、「風口上的猪」などの経営管理・起業系の図書が人気となった。

有料輸入電子書籍のランキングでは、世界で25年間ベストセラーとなっている独身女性の恋愛戦略書「If I’m so wonderful,why am I still single」(もし私がそんなにステキなら、なぜまだ独身なの?」)がトップになっている。(提供/人民網日本語版・編集/武藤)

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