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9日、オーストラリアのシドニー大学米国研究所がこのほど、アジアなどで実施した世論調査によると、オーストラリア人の多くは「中国がアジア・太平洋地域で最も影響力がある国」と考え、自国との関係強化を望んでいるとの結果が出た。資料写真。
2016年6月9日、環球時報(電子版)によると、オーストラリアのシドニー大学米国研究所がこのほど、アジアなどで実施した世論調査によると、オーストラリア人の多くは「中国がアジア・太平洋地域で最も影響力がある国」と考え、自国との関係強化を望んでいるとの結果が出た。
調査はオーストラリア、中国、インドネシア、日本、韓国などで実施した。オーストラリア人回答者の69%が「中国がアジア・太平洋地域で最も影響力がある国」と認識。インドネシアを除くすべての国で「10年後には中国が米国を抜き、同地域で最も影響力の強い国になる」と予測された。
また、中国人回答者の57%は「中国が米国を同地域から追い出す」と考えていた。同様の考えはオーストラリアで55%、韓国で41%支持されたが、日本では17%にとどまった。さらに、オーストラリアでは3分の1の人が「米国より中国と友好関係を結ぶべきだ」と回答。多くの人々は米中の衝突はないと楽観していることが分かった。(翻訳・編集/大宮)
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