中国の高速鉄道輸出、インドネシアで起工式、2016年は米国・ロシアが重点―中国紙

Record China    2016年1月22日(金) 14時40分

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22日、北京晨報によると、中国が受注したインドネシア高速鉄道の起工式が21日に行われた。写真はジャカルタ。

2016年1月22日、北京晨報によると、中国が受注したインドネシア高速鉄道の起工式が21日に行われた。

日本との受注競争に中国が競り勝ち、獲得した同プロジェクトは、首都ジャカルタと第4の都市バンドン間を最高設計速度350キロ(時速)の高速鉄道で結ぶというもので、線路の長さは150キロ。完工は2018年末、運行開始は2019年初めを見込んでおり、開通後はこれまで3時間以上かかっていた両都市間の移動が40分に短縮される。

式典に出席したインドネシアのジョコ大統領は「このプロジェクトは、インドネシアと中国の企業同士の実務的な協力、先進的な製造技術の共有に加え、両国の国際的競争力の引き上げに有利だ」と発言した。中国側はこれを契機に投資、エネルギー、金融などの分野でインドネシアとの連携を深めたい考えを表明、2国間の協力規模を拡大し、いっそうの共栄を目指したいとした。

中国は高速鉄道の海外輸出に力を入れており、今年の重点プロジェクトとして米国ロシアなどでの建設計画が上げられている。(翻訳・編集/野谷

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