電子商取引市場が20兆円超に成長、ネットユーザーの20%が証券取引サイトを利用―中国

Record China    2007年11月12日(月) 12時59分

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2007年11月、中国商務部の統計によると、05年の電子商取引の市場規模は約11兆4000億円に達し、急速な成長を記録。07年には約20兆円を突破する見込み。写真はネットバンクの広告。

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2007年11月、商務部の統計によると、2005年の電子商取引の市場規模は7400億元(約11兆4000億円)に達し、急速な成長を記録していることが明らかとなった。中国青年報が伝えた。

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20世紀末、“8848”社など先駆的企業が電子商取引を扱い始めていたが、普及の速度は遅く前途は多難と見られていた。しかし今やアリババドットコムは世界最大のB2Bサイトへと成長、その創始者である馬雲(ジャック・マー)はAPECビジネス諮問委員会主席に任命されるなど、中国の電子商取引は目覚ましい発展を見せている。

商務部の統計によると、05年の電子商取引の市場規模は7400億元(約11兆4000億円)と前年比50%の増加を記録した。07年には1兆3000億元(約20兆円)を突破すると見込まれている。ネットユーザーの20%はネットバンキング・証券取引サイトを利用しており、さらに25%のユーザーはEコマースの利用経験がある。04年には約400万店舗だったネットショップ数も現在は3000万を突破した。企業のネット取引額が全取引額に占める割合も05年の9.58%から16.62%まで増加した。

電子商取引急拡大の背景には、中国のインターネットの急激な成長がある。中国インターネット情報センターによると、今年上半期、中国のネットユーザー数は1億6200万人に達し、普及率も12.3%にまで拡大した。うちブロードバンドユーザーは1億2200万人。携帯を利用したネットユーザー数は前年比2.6倍の4430万人に達した。国内のドメイン数も918万に達した。うち、中国の国別インターネットアドレスである「CNドメイン」の成長が目覚ましくすでに615万ドメインに達している。(翻訳・編集/KT)

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