日本と中国がアフリカで投資競争を激化、日本の弱点は意思決定の遅さ―英紙

Record China    2016年1月21日(木) 6時10分

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18日、中国と日本がアフリカで投資競争を激化させている。

2016年1月18日、英紙フィナンシャル・タイムズは中国と日本がアフリカで投資競争を激化させていると指摘した。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

ケニアの首都ナイロビでは昨年までに、市内を貫く幹線道路2本が開通した。いずれも地元関係者の想像を超える速度で工事が進み、完成後は喜ばれた。ケニア投資促進局の幹部は「工事のスピードには驚いた。ケニア人は道路整備には長い時間がかかると思っているが、中国がその考え方を変えてくれた」と話す。

一方、ケニアには日本が整備した幹線道路も走っている。ナイロビの投資専門家は「市内のどんな道路よりも質が高い」と語る。しかし、かつてケニアで日本の投資は質に期待し、中国の投資は質と量ともに劣るとされた状況が今は変わりつつあるようだ。

だが、日本の弱点は意思決定の遅さだ。現地では「冗談として言われる。日本人は投資前、研究に研究を重ねて時間がかかる。これに対し、中国人は迅速に決めて前へ進む」と認識されているという。「慎重なのもいいが、遅すぎると効果がなくなる」、「日本人は寡黙な上、アフリカ大陸の潜在能力をどう生かすか理解していない」などの意見も出ている。(翻訳・編集/大宮)

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