2016年1月16日、中国新聞網によると、台湾総統選の投票が午前8時に始まった。

投票は午後4時までで、即日開票される。結果が判明するのは同日夜になる見通し。投票所は台湾全土で1万5600カ所。事前の予想では、投票率は7割に達するとみられる。

今回の馬英九（マー・インジウ）総統の任期満了に伴う総統選には、与党・国民党の朱立倫（ジュー・リールン）氏、民進党の蔡英文（ツァイ・インウェン）氏、親民党の宋楚瑜（ソン・チューユー）氏の3人が立候補している。

1月初旬に行なわれた選挙前最後の世論調査では、民進党の支持率は45．2％で、国民党（16．3％）と親民党（16．1％）をリード。蔡氏の支持率は76．3％に達し、朱氏（6．5％）や親民党の宋氏（3．7％）を大きく引き離している。

また、同時に行われる立法院選挙についても、およそ5割が民進党の過半数議席獲得を支持した。（翻訳・編集/北田）