上海、深セン両証券市場が大幅下落、新規公開株の過多も一因?―中国

Record China    2007年11月10日(土) 15時53分

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2007年11月8日、世界的な株安傾向の中、中国の上海・深センの両証券市場も大幅続落した。専門家は国内要因として、新規上場株が過多で、投資家の間で既存の保有株を大量売却して新規株の購入資金に充てる動きがあることを挙げている。

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2007年11月8日、世界的な株安傾向の中、中国の上海深センの両証券市場も大幅続落した。上海総合指数は250ポイント以上の下落を記録、5400ポイントを割り込んだ。深セン成分指数も18000ポイントを割り込んだ。

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銘柄別では、中国人寿、中国平安など保険会社が4%以上の下落、中国石油、中国石化もそれぞれ5%以上、7%以上の大幅な下落を記録した。堅実な値動きを見せていた銀行株でも、工商銀行、中国銀行が3%を超える下落。8日に下落した銘柄は1200を超えるなどほぼ全面安の展開となった。

今回の下落の国内要因として、ある専門家は「過熱する経済にブレーキをかけようとする中国政府の意向が投資家らの不安をあおっている」と分析。また「新規株の上場が相次いでおり、購入資金に充てるため既存の保有株を大量に売却する動きが見られる」ことも一因だという。(翻訳・編集/KT)

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