<ボイス>台湾の元慰安婦が死去、馬英九総統が哀悼の意=「元慰安婦が望む正義を勝ち取るために努力する」とメッセージ

Record China    2016年1月15日(金) 14時20分

拡大

14日、台湾の元慰安婦で日本に対して謝罪を求めてきた鄭陳桃さんが、肺炎のため11日に亡くなっていたことが分かった。馬英九総統が哀悼の意を表した。写真は馬英九総統と面会した鄭陳桃さん(馬総統のフェイスブックより)。

2016年1月14日、台湾の元慰安婦で日本に対して謝罪を求めてきた鄭陳桃(ジョン・チェンタオ)さんが、肺炎のため11日に亡くなっていたことが分かった。93歳だった。鄭陳桃さんは1922年11月生まれ。19歳の時に学校に向かう途中で日本兵によって車に乗せられ、インド洋の小島で慰安婦にさせられた。彼女の訃報に対し、何度も面会している台湾の馬英九(マー・インジウ)総統が哀悼の意を表した。

馬総統は、「鄭陳桃さんの訃報に胸が締め付けられる思いだ。彼女とは長い付き合いで、私の亡き母の1歳年下である彼女と交流する時、私は親近感を抱いていた。彼女の願いは日本政府からの正式な謝罪だったが、ついにかなうことはなかった。とても残念に思う。台湾の存命している元慰安婦の方は3人となったが、私は改めて彼女らに伝えたい。台湾政府が元慰安婦の方の味方であることに変わりはなく、引き続き彼女らが望む正義を勝ち取るために努力する」と述べた。(翻訳・編集/内山

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携