慰安婦本の著者に賠償命令、「国民感情に沿った判決」と反発の声も=韓国ネット「国に対する冒とく」「理性よりも反日感情が優先される」

Record China    2016年1月14日(木) 18時20分

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14日、韓国の裁判所が「著書『帝国の慰安婦』の内容が元慰安婦の名誉を傷つけた」とする判決を下したことを受け、同書の出版社代表が「国民感情に沿った判決だ」と反発した。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

2016年1月14日、韓国・朝鮮日報によると、韓国の裁判所が「著書『帝国の慰安婦』の内容が元慰安婦の名誉を傷つけた」とする判決を下したことを受け、同書の出版社代表が「国民感情に沿った判決だ」と反発した。

韓国世宗大学の朴裕河(パク・ユハ)教授の著書「帝国の慰安婦」で名誉を傷つけられたなどとして、元慰安婦9人が1人当たり3000万ウォン(約300万円)の慰謝料を求めていた訴訟で、ソウル東部地裁は13日、朴教授に対し、1人当たり1000万ウォン(約100万円)、計9000万ウォン(約900万円)の支払いを命じる判決を出した。

これを受け、同書を出版した「根と葉」のチョン・ジョンジュ代表は、「本に描かれた慰安婦の姿が世間の抱くイメージと異なるという理由で、被害者に対する名誉毀損だと断定してはいけない。裁判所は元慰安婦の主張と国民感情に沿った判決を下した」と指摘した。また、「本に出てくるように、日本軍慰安婦の中には生活のために慰安婦となった人もいた。それにもかかわらず、全ての慰安婦を『日本が脅して性奴隷にした朝鮮民族の純潔な少女』と定義してしまったら、他の観点を受け入れることができなくなる」とし、「偏見のために学問と表現の自由が侵害されてはならない」と主張した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「本を売るため、人々の関心を集めるためなら手段を選ばないのか」

「名誉棄損の意味を理解しているのか?日本統治時代の日本政府や日本軍の蛮行を考えたら、本を出版したことも国に対する冒とくだ。出版社も厳しく処罰されるべき」

「表現の自由も『他人の尊重』を基盤にしなければならない。自分だけでなく、相手にも『表現の自由』が存在するのだから」

「慰安婦問題についてちゃんと学んだことはあるのか?元慰安婦の名誉を傷つける人は国籍を変えるべき」

「生活のために仕方なく慰安婦となった人もいたかもしれないが、それでも日本軍につらい思いをさせられたことには変わりない」

「控訴審では100%無罪判決が出る。表現の自由は絶対に侵害されてはならない!」

「これが韓国の現実。理性よりも反日感情が優先される」

「韓国の裁判官がまともな判決を出したことは一度もない。いつも国民の感情に流される」(翻訳・編集/堂本

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