2016年1月12日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で、日本の全国高等学校サッカー選手権大会で、東福岡高校が決めたフリーキックについて紹介する投稿があった。

11日に行われた第94回全国高校サッカー選手権大会の決勝で、福岡代表の東福岡が東京A代表の国学院久我山を5―0で下し、優勝した。埼玉スタジアムで行われた試合には5万4090人の観客が詰めかけたが、投稿者は福岡東高校によるトリックフリーキックの様子を紹介。キッカーの前にいる3人の目隠し役が、キック直前に後退してしゃがんで、見事にゴールが決まったというものだ。

これを見た中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「日本が進歩するのは常に頭を使っているからだと思う」

「なかなか面白い方法じゃないか。わが国にもこういうサッカー選手権ができるといいのだが」

「トリックは否定しないが、明らかにキーパーの立ち位置が間違っていた」

「日本の高校サッカー選手権大会が心からうらやましい」

「中国のプロリーグでもこんなに観客は集まらないな」

「5万4000人の観客やW杯で使用した会場のことは別として、子どもがスモッグを心配せずに外でサッカーができるんだな」

「W杯でも使用された会場で高校サッカーの試合を行い、5万人の観客が来る。中国にも高校サッカー選手権ができて、鳥の巣（北京国家体育場）で試合をする日が来れば、W杯出場も遠くはないと思う」（翻訳・編集/山中）