米軍のB−52韓国派遣、狙いは中国に北朝鮮への強い対応を促すこと―中国メディア

Record China    2016年1月13日(水) 20時20分

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12日、北朝鮮が水爆実験を行ったと発表したことを受け、米国が韓国にB−52戦略爆撃機を派遣したが、その意図するところは中国に北朝鮮への強い対応を促すことにあるという。

2016年1月12日、中国紙・参考消息(電子版)は日本メディアなどの報道を基に、北朝鮮が水爆実験を行ったと発表したことを受け、米国が韓国にB−52戦略爆撃機を派遣したが、その意図するところは中国に北朝鮮への強い対応を促すことにあると伝えた。

米軍が10日にB−52を韓国に飛行させたのは緊張の増す朝鮮半島情勢の抑止力を強化することが狙いだとみられる。国連安全保障理事会で協議する北朝鮮への追加制裁は中長期的政策であり、現状の打開にはならないためだ。また、軍事力を誇示することで、中国に対し、北朝鮮問題で強い働きかけを促している。

派遣されたB−52はグアムのアンダーセン空軍基地に配備されている機体で、当基地のB−52は尖閣諸島や朝鮮半島での有事に備えて極秘に演習を行っているとされる。

なお、ロシア紙モスコフスキー・コムソモーレツは今回の北朝鮮の核実験について、「ロシアや中国にとって最も不快に感じるのは、北朝鮮の今回の行動が米国とその同盟国から極東地域における軍備増強やミサイル防衛システム配備を積極的に進める理由にされてしまうことだ」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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