衝撃!!象の世界にもあったDV?重傷負ったメスを救助―雲南省

Record China    2007年11月9日(金) 22時26分

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2007年10月、雲南省シーサンパンナタイ族自治区で、重傷を負ったアジア象が発見された。通報を受け公安局は出動、ここから象を救うための長い戦いが幕を開けた。

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2007年10月1日、雲南省シーサンパンナタイ族自治区で、重傷を負ったアジア象が発見された。通報を受け公安局は出動、ここから象を救うための長い戦いが幕を開けた。

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発見されたのはメスのインド象で年齢は約10歳と推定された。怪我の回復を祈り、「平平」と名付けられた。平平の臀部肛門付近には長さ18センチ、幅10センチ、深さ8センチにも及ぶ大きな裂傷が確認された。ただちに関係部門は救助活動に入ったが、なにしろ陸上生物で最大を誇る象だけに簡単には動かせない。

準備が整ったのは一週間以上経った10月10日、関係部門のスタッフ・警官・現地の村民が協力し、象を付近の空き地へと運んだ。すでに裂傷は化膿し始めていたため、医療スタッフは傷を切開し、消炎措置を行った。さらに10月18日、平平は中国アジア象繁殖基地へと運び込まれた。同基地は今年1月に建設が始まり、すでに12頭のアジア象が飼育されている。

専門家によると、平平の傷は人間ではなく、同じ象による可能性が高いという。現在ちょうど象の発情期にあたるため、平平に求愛し断られたオスの象が腹いせに牙を臀部に突き刺したものと推測されている。(翻訳・編集/KT)

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