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8日、米誌ナショナル・インタレスト電子版は中国とパキスタンが共同開発した戦闘機FC−1の輸出契約調印を報じた。低価格のFC−1は今後、途上国中心に300機以上の輸出が見込まれている。写真はFC−1。
2016年1月8日、米誌ナショナル・インタレスト電子版は中国とパキスタンが共同開発した戦闘機FC−1の輸出契約調印を報じた。
FC−1は中国とパキスタンが共同開発した戦闘機で、現在はパキスタン空軍が運用している。コストの安さが特徴で途上国向けの輸出を狙ってきたが、このたび初めての輸出契約が調印された。ナイジェリアが3機、スリランカが8機の購入を決めた。
FC−1の性能はF−35など最新鋭戦闘機には及びもつかないレベルだが、米国やEU、さらにはロシアの戦闘機ですら「高価すぎる」途上国にとっては有力な選択肢となる。また、欧米諸国の兵器輸出規制の対象国でも購入可能な点も特徴だ。中国側は今後も輸出促進を図る方針で、最低でも300機以上の市場があると見込んでいる。(翻訳・編集/増田聡太郎)
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